VOL.7 〜 この先、環境はどうなる? 〜

米国のクリントン政権で副大統領を務めたアルゴア氏が「不都合な真実」という著作を引っ下げて大活躍している。「地球環境破壊」の恐ろしさを、世界中で説いてまわっているのだ。彼の名前を知らずとも「不都合な真実」と言う映画のタイトルを知らない人はまずいないだろう。「明日の世代のために美しい地球を残す義務がある」よく耳にする美しいお題目である。このお題目には、皆さんが大賛成である。「環境問題」について考えることは、確かに大切だ。ゴア氏が熱心に説いてまわるほど世界中に影響力は拡大して多くの人を巻き込んで行く。「環境破壊エネルギーの源」の烙印を押された原油の価格は、やがて暴落するかもしれない。環境関連産業の仕事は、ますます増えるだろう。その方向で世界のマーケットが動いていく。このまま温暖化が進むと北極の氷が溶けてしまう。しかしそうなることで、これまで通行不能だった極地の航路が開かれるので海運業にも大きな影響がある。より短い時間で輸送が可能となり、海運業が消費する原油の量は格段に減るのである。どうやら、どっちに転んでもプラス面とマイナス面の仕組みができてしまうのである。
【つづく】




平岡整体療院HPへ - も く じ

inserted by FC2 system