VOL.3 〜月の作用と食について〜

 月は、約28日かけて地球の周りを運行します。そして満ち欠けのリズムを刻んでいる。新月から満月までの14日間と満月から欠けていって新月までの14日間とがあります。ここまでは皆さんだって百も承知のことだと思います。

 さて、次に行きます。古来より新月の日に何も食べずにいると、身体は、毒素を分解して外に出す力が、もっとも高く、普段の日より病気を防ぎやすくなる。満月に至る14日間は、身体を作り丈夫にするのに2倍の効果を上げる。しかし、外科的な手当て、ケガも治療や手術には向かなくなる。出血の量は増えるし、助産婦の出番が増える。

 そして満月が終わり、身体の『浄化』や『解毒』する排泄機能が高まってくる。こんな時は、何を食べても太りにくい。

 もうお解りだと思うが、満月に向かうと『補給』と『摂取』の作用は高まり身体が何でも吸収する。例えば、人工添加物やキノコ等の毒ですらも吸収してしまう。太りたい人は、この時がチャンス!

 今年3月にエジプトに旅行したが、満月に向かう最中だったので、何を食べても美味しかった訳ではないが、食欲が盛んだった気がする。最終日にピラミッドの音と光のショーを観に行った時、夜空の月が満月だった。日本に帰ってきたら体重が7キロも増えていた。

 欠けて行く月の時に熱い風呂や岩盤浴に入ると満ちて行く月の時より、多くの汗をかくことに気づいていますか?欠ける月の時は、『排泄』『発散』に働きます。

 その昔、医術の心得のある人は、病気と月の相関関係を知っていました。ギリシャのピポクラテスは、『月の影響力を考慮せずに医術を施す人間は愚かである』と弟子達に話しています。月が人体に与える影響力は凄いですね。



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