〜 腸の老化はあなたしだい 〜

気温が低くて雨が多かったので、今年は短い夏になってしまったのですが… お変わりなくお元気にお過ごしでしょうか? 今回は夏になると冷たい物を摂り過ぎるので、ついつい冷やしてしまう腸のお話です。


肉食が中心のアメリカでは、死因の第2位が『大腸ガン』となっており深刻です。ガンの発生、腸の老化は、ともに『大腸』にあらわれる傾向が強いようです。腸内には悪玉、善玉、あわせて約300種の細菌が棲んでいて、その重さは空腹時でも約2kgほどもあるそうです。

肉を多く摂ることで腐敗細菌は増加して硫化水素やアンモニア等の毒素を発生させます。腐敗便を大腸内に長く居座らせると、それらの毒素は腸から吸収されて、体内をぐるぐる巡ります。欧米人と比べて日本人の大腸は穀物中心の食事を長年続けてきた為に長くできており、腐敗便を排泄するまでに長い時間がかかります。腸が老化してくると腸内の善玉菌と悪玉菌の割合が 悪玉 にかたより、そうなることで さらに排便も遅れがちになります。腸の健康を保つ為には、善玉菌が多く含まれるヨーグルトや漬物を積極的に摂り、善玉菌が好むオリゴ糖を多く含む食事を心がけ、欧米食を少なめの食事に変えていくことです。
 腸が健康でないと肌も荒れてくるのだそうです。何ごとも内容が悪ければ表面だけ繕ってみても良い結果は生まれてこないと言うことなのでしょうか。   【つづく】




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