| ～ 魚の効果 ～ |
長寿大国として日本は、世界に知られています。その長寿大国を支えている柱の一つに「食文化」があります。水産統計によりますと主要先進国のなかでも日本の海産物の消費は ダントツ に高く 一人当たりですと年間に66㎏、欧州と北米では日本の半分以下です。日本に次いで多いのがノルウェーとポルトガルです。他には この40年の間に 韓国が４倍に、中国が５倍に増えています。きっと人口の増加に関係あるのだと思います。欧米人は サケ マス や白身魚は食べますが、サバ アジ サンマ 等の青魚は、あまり食べないようです。ところが 長寿と関係の深いのは青魚なのです。青魚の「魚油」に含まれる DHA EPA がここでは重要となります。一例を紹介しますと… ・血管プラーク（粥状物質）の発生を抑える ・血中の中性脂肪を下げる ・DHAには アルツハイマー の発症を抑制する働きがある （米国サウスダコタ大学サンフォード研究所） いかがでしょうか？ 血管を介して発症する心臓病や脳血管障害は、血管の老化がもたらすと言います。欧米人の死因の一位が心臓病だそうです。「食文化」が病を遠ざけるのなら、これを参考にしない手はありません。 【つづく】 |