〜 悪役を飼い慣らせ 〜

例年の秋に比べて気温が高めだったのですが、経済の後退と共にすっかり寒くなってしまいました。身体が冷えると怪我の原因にもなりますので暖かくしてお過ごしください。

今日は、肥満とのつながりの深い『コレステロール』の話です。日本人の死因の約3割を占めるのが血管の病(脳血管障害・心臓病)です。その原因として悪役扱いされっぱなしの『コレステロール』ですが実は中々重要な働きをしています。

その役割とは・・・
●男性ホルモン、女性ホルモンを生産する原料になる
●血管壁を強化する、細胞膜を造る
●ビタミンDの働きを助け骨を強化するのに一役買っている
●肝臓で造られたコレステロールを血管に送り出す(LDL悪玉)
●血中の余分なコレステロールを肝臓に戻す(HDL善玉)

要約すると『細胞を造ること』『運搬すること』がコレステロールの仕事です。さてここで重要になってくるのが余分なコレステロールをどうするかです。一例を紹介するのでぜひ今日からやってみてください。本日から半年間、週3回以上の有酸素運動を生活に組み入れる、そうすると毛細血管の数が半年で30〜50倍に増え筋肉が脂肪燃焼酵素を造り続けるようになる、やがて『冷え性』が解消され強靭な肉体が完成する。半年後『コレステロール』は、あなたの味方になっていると思います。キーワードは『貯金せずに消費する』です。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。  【つづく】




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