平岡整体療院院長の放浪記


第48話 アレキサンドリアB
「ポンペイの柱」


アレキサンドリアの駅からバスに揺られて走り出して間もなく、最初に訪れたのが『ポンペイの柱』と呼ばれる遺跡です。

ポンペイの柱という名前からして、イタリアの火山を連想してしまいますが、それとは全く関係ないらしく、なぜポンペイの柱なのか、その由来すらもよく分かっていないようです。

そこでこの遺跡は、いったい何なのかという事になりますが、一説によると『ローマ皇帝が建てた図書館の跡らしい』だとか、『風呂好きのローマ人が使っていた大浴場の跡だった』などの諸説があるようです。


見所はここだけでした…

発掘された石の倉庫の中から数千点のパピルスの書籍が見つかっている事から『図書館だった説』が有力のようです。

現在残されている構造物は、丘の上に建物の基礎部分の様な物と、30mくらいの花崗岩の石柱が1本、それに二体のスフィンクス像が置かれているだけです。


遺跡の周囲は住宅地でした

観光地にしてはもう少し見所が欲しいところでしたが、次の観光スポットに期待してバスに戻りました。


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