平岡整体療院院長の放浪記 |
第47話 アレキサンドリアA 「地中海の真珠」 |
アレキサンドリアの街の名前は、アレキサンダー大王に由来しています。 マケドニアのアレキサンダー大王は、紀元前322年にペルシャ帝国の勢力を退けてペルシャに制圧されていたエジプト国民を解放し、エジプトを統治する事になりますが、その後、アレキサンドリアの街を建設してここに首都を置きました。
アレキサンダー大王は、エジプト王朝の慣習や文化、そして宗教をそのまま保護する事によって、エジプト国民の支持を得ることに成功し、その後、部下のプトレマイオスに統治を任せ自らはペルシャ遠征へと旅立ちます。 それ以降、アレキサンドリアはエジプト王朝の最後の首都としてローマ帝国によって滅ぼされるクレオパトラ7世の代まで、文化都市として繁栄しました。 当時は人口が100万人はいたそうです。 現在は、カイロに次ぐ第二の都市として人口は420万人程が暮らしています。 また、エジプト屈指の工業都市として化学産業などが発展を続けています。 『地中海の真珠』と呼ばれている美しい街なので、どちらかと言うとホコリっぽい印象のエジプトの他の都市と比べると、涼しくて日差しも柔らかくて、どこかギリシャの街のようでした。 |
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