平岡整体療院院長の放浪記


第30話 「ルクソール@」
百門の都テーベ


3500年以上も昔からこの土地、ルクソールは古代王朝時代の中心都市でした。 2600年程前、ギリシャのホメロス(叙事詩イリアス『トロイ戦争』等を書き残した人物)が訪れた頃には、テーベまたはワセト(神々の集まるところ)と呼ばれていた都でした。 ホメロスはここを『百門の都』と呼んでいました。 当時は100万人もの人々が暮らす大都市だったそうです。 

3500年ほど昔は宗教、経済の中心都市であり、ファラオの居城がある首都として機能していました。 


このような巨大な遺跡が目白押し

ナイル川を挟んで西岸に渡ると、そこは王族の葬祭神殿や『王家の谷』と呼ばれる墓地群が並ぶ死者の都として、そこはネクロポリスと呼ばれていたのです。 

現在のルクソールは人口は約50万人ほどで、産業は観光業と農業で成り立っており、農業は主にサトウキビの栽培が行われています。 カイロと比べて貧困層が多く住民の多くは自分たちが食べる分は、自分たちで畑を耕して賄っています。 夏季は大変暑くなり最高気温は57度にまで達するそうです。 暑がりの私にはとても暮らせそうにありません。


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