平岡整体療院院長の放浪記


第17話 「イスタンブール、
     旧市街、グランドバザール」


グランドバザールに行かないイスタンブール観光は片手落ちの観光なのだと以前聞いた事があります。 100年前から何千もの店がひしめき合って市を立てています。 18箇所の入り口があり、80本の通りが走り、約3500店の店で15000人が働いています。 


グランドバザールの正面入り口

通りごとに番号が打ってあるので、迷子になる人は少ないそうですが、それでもたまあに迷子になるそうです。 


メイン通り

店はアクセサリーから衣料品、食料品に至るまで何でもあります。 カバンを売っている店の店頭にルイビトンや、シャネルの財布が売っていたので、値段を聞いてみたところ、どれでも5リラ(約1000円)だと言っていました。 財布を手に取ってよく見ると、メイドイン・チャイナの札が付いていました。 さすがにこれを見たら買う気にはなりませんでしたが、この市場は売っている商品が「玉石混合」なので、何がお買い得なのか、初めてここに来た人には目利きをするのは難しいのかも知れません。



集合時間が迫っていたので、私は何も買わずにバザールを後にしてバスに戻ることにしました。 ところがその途中でいい匂いがしてきたので、足を止めたのですが目の前にあったのが「ドネルケバブ」を売っている店でした。 ドネルケバブとは鉄の軸に肉を巻きつけて固まりになった肉を回しながら火であぶり、それを薄くナイフで削ぎ落とした物を薄く焼いたナンでピクルスやポテトと一緒に包んで食べるタコスに似たファーストフードです。 私は一つ買ってみてかぶりついたのですが、今回の旅行で一番の当りがこのドネルケバブでした。 市場の端っこで売っていたファーストフードがこれほど美味しかったとは… 意外と美味かったので感動しました。 

次はいつ食べられるのかと思うと、いてもたってもいられず更にそれを3個買ってバスに戻りました。 ドネルケバブとの出会いがグランドバザールの思い出です。 思い出したらまた食べたくなってきました。 

次に行った時には動けなくなるまで食べたいと思います。 


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